ゆるっとママの TEA BREAK

HSCぎみの長男と発達グレーな次男の成長をゆるっと見守っております。お茶でも飲んでちょっと休憩していきましょう。

夏休み向け学校教材、光文書院の「げんき!なつドリル」活用法

1年生の次男が、学校から夏休みの宿題ドリルをもらってきました。

見覚えのある「ちびまる子ちゃん」の冊子です。この光文書院の学校教材は長男が1年生のときにも使われていました。国語と算数が各12回分ずつおさめられています。

 

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うちの子たちが通う小学校はわりと教育熱心な親御さんが多い学区で、低学年のうちから毎日のように塾や習い事で忙しいなんていうご家庭もザラにあります。それを考慮してか、学校から出る必須の宿題は少なめなんですよね。自由課題は「もし意欲があればたくさん取り組んで下さいね」というスタンスで、どのぐらい取り組むかは各家庭に任されています。

このドリルで1学期の単元をひととおりおさらいできますが、「基礎・基本が身につく」とうたっているだけあってボリュームは最低限という感じ。あまりに薄っぺらいドリルなので「夏休みの問題がたったのこれだけ!?」とびっくりする親もいるみたいです。

 

 

 

 

教科書準拠のおさらいドリルで弱点チェック!

 

さて、今年の夏休みは約5週間あります。しかし次男は終業式のその日に6回分、次の日に残りの18回分をやっちゃいました。夏休み初日にして早くもドリル終ー了ーっ。

(2年前とのあまりの違いに笑っちゃいました。長男はなかなか取り掛かろうとはせず、私が仕方なく1日あたりのノルマを割り当てたのでした。でも頑なにそれ以上はやろうとしなかったなぁ。10日ぐらいかかったと思います…)

 

難易度はさほど高くなく、学校で習ったことさえちゃんと理解できていれば自力で解けると思います。2年前に解いた長男はほとんど間違えることがありませんでした。

しかし次男はちょっと違ったみたいです。1年生の1学期につまづくであろうポイントにことごとく引っかかってました。

 

1年生にとっては初めての本格的ドリル?国語に戸惑う次男

 

次男は、くもんで学習している算数はさすがにほぼパーフェクトで正答しました。しかし国語が鬼門でしたねぇ。家では宿題のひらがなプリントをこなす程度で、家庭学習は全くしていなかったもので。

面白いほどの誤答っぷりだったので、1年生がつまづきやすいポイントとして挙げておきます。参考になればと思います。

 

1. 「は」「を」「へ」の使い分け

 

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例えば「わたしは」を「わたしわ」って書いちゃう、「がっこうへ」を「がっこうえ」って書いちゃうような誤り。ひらがな覚えたての幼児なら可愛らしいあるある話なんですけどね。普通は絵本などで文字に触れるうちに、このあたりの表記ルールが自然と身についていくことと思います。

うちの次男のように文章を目にする機会が少ないと、1年生になってもあいまいなまま。いざ書かせてみると「どっちだっけ?」となります。うちの場合、例文をいくつか言って教えてあげると、「あぁ、そういうことか」と何となく法則を見いだしていました。いったん理解してしまえば間違えることはないようです。

 

2. 伸ばす字の使い分け

 

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「せんせい」を「せんせえ」、「こおり」を「こうり」と書いちゃうような誤り。これはもう、正しい表記を片っ端から覚えるしかないのかな。この言葉の時はこう、と決まっているので、丸暗記するのがベストかも。

次男の印象に残るよう、ドリルに描いてあったかき氷の絵に「かきごおり」と文字を添えてみましたが、覚えてくれたかなぁ。まだまだ間違った表記をしてしまうような怪しい言葉がありそうです。

 

3. おはなしの読み取り

 

次男にとってのいちばんの難関が4・5ページの「おはなしをよむ」でした。

 

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3匹の子ぶた、ちく・たく・てくが出てきます。それぞれが色を字で書くのですが、一部を間違えて書くという筋書きになってます。

文章がリズムよく詩的で、子どもにはちょっと難しいような言い回しも出てくるんですよね。「じまんしいしい」とか「ちがえて」とか。普段からよく読書しているような子なら、こういう文語的な表現でも何となく意味が分かるんでしょうけどね。

 

次男の読解力レベルでは、文章の意味が読み取れなくて途中で放り出しちゃうだろうなと思ったので、私がそばにぴったりくっついて解説しながらやりました。勢いよく取り掛かりますが、飽きるのも早いのでね。なかなか手がかかります。 

そんな親のサポートを知ってか知らずか、本人は自分で全部解いたつもりでご満悦でした。