今年の夏休みはくもんの「夏の特別学習」への参加を見送った3年生の長男。代わりに家庭学習で国語の読解力をチェックすることにしました。
ということで、夏休みの自主学習ドリルとして選んだのがこちら。
「学研おはなしドリル」シリーズから、「科学のおはなし」小学3年生版です。
国語の読解力を鍛えつつ理科の知識を増やすという、一石二鳥を狙ってみたのですが。果たして成果やいかに。
学研おはなしドリル、3年生向けの難易度は?
1回分の問題は、見開き2ページ上部におはなし、下の方に問題があります。設問は4つか5つほど。
回答欄は言葉を埋めるか、あるいは選択問題です。長い文章を書かせる問題は出てきませんでした。
読書の習慣がない長男は読解力に若干の不安があるのですが、この程度ならじっくり読めば回答を導くことができそう。ドリル慣れしている子なら、ちょっと物足りないぐらいのレベルかもしれません。
ちなみに「学研おはなしドリル」シリーズでは、問題文のジャンルごとにさまざまなドリルが出ています。男の子が喜びそうな「恐竜のおはなし」「危険生物のおはなし」というものも。
ふだん子どもが読まないジャンルを選ぶのもアリですし、逆に好きな分野のドリルを選べば楽しんで取り組むこともできそうです。
これ一冊で国語と理科のダブル学習を狙う!
長男にはあえて今回「科学のおはなし」をチョイス。というのも3年生から新たな教科として理科が始まり、早くもちょっと苦戦している様子があるからです。
長男は生き物全般が苦手です。動物や植物にも興味がありません。そのため、小学生なら一般常識として知ってるよね?という言葉を知らないんですよね。テストでも取りこぼし満載です。「昆虫」という初歩的な言葉すら思い出せなかったらしい。おいおい。
なので、読解力アップのついでに理科系の知識も得てもらえたらいいなと思いました。よくばり過ぎでしょうか。
わが家ではまず文章を音読させてから、問題にとりかかるという取り組み方をしています。これは公文式国語のやり方をそのままマネっこしています。そばで聞いてると何となく、この話はピンときてないなとか、この言葉は知らなさそうだな、っていう箇所が伝わります。
おおむねスラスラと読めていた長男でしたが、虫のおはなしに出てきた固有名詞で行き詰まることになりましあ。「テイオウムカシヤンマ」とか「チャンズメガスティック」とか、40年以上生きてきた私ですら聞いたことがないような虫の名前が出てきます。長男もさすがにこのカタカナの羅列をどう区切って読むのかさっぱり分からなかったようです。でも「ヘラクレスオオカブト」ぐらいは初見で読めてほしかったなぁ。
「科学のおはなし」を無事に最後まで終えたら、また他のさまざまなジャンルのおはなしを読ませたいところなのですが。ドリルを次々と与えようものなら絶対イヤがりそうな長男です。