1年生次男がもらってきた宿題のなかに、C教材が混ざってました。ということで、そろそろかけ算が始まります。
年長さんの夏休みに3Aからスタートして、1年2ヶ月経ちました。長男と比べてみると1ヶ月ほど早いペースです。これは長男と比べて賢いからという訳では決してなく(笑)、自分で決めたルールはきちんと守るという彼の特性が良い方に作用しているのかなという印象です。
発達グレー児、特性がプラスに働いた公文式
1年生次男、くもんの算数に関してはここまで目立ったつまづきはありません。宿題にも淡々と取り組んでいます。だいたい毎日決まった時間に、ゲームやりたさに文句も言わずやり始めますからねぇ。
ただ、自分が想定していた時間通りに終わらないと、ストレスで混乱するらしく周りに当たり散らすっていうことはよくあります。
もちろん自分の力不足でしかないんですけど、周りのせいにすることで心のバランスを取っているのかな。「お母さんのせいで終わらなかったぁー!うわーん!(怒)」みたいな発言をします。・・・そう言われてもどうしろと。
ちなみに長男の場合は算数A教材の途中で、ちょっとした停滞期がありました。なかなか宿題に取りかかれず、やってる途中も「やりたくない」だの「どうしてもやらなきゃダメ?」だのグズグズメソメソ。母が隣にいて励ましたり1枚終わるごとにお菓子を口に入れてあげたりとつきっきりでした。
くもんではよくある話なんですが、それまで楽勝レベルで余裕に解けていた問題が、自分の実力よりちょっと上の課題に挑戦するという段階に変わるときがあるんですよね。この時期が乗り切れずに辞めてしまうケースも多いみたいです。長男の場合は先生にお願いして、1日10枚のプリントを5枚に減らすことで乗り切りました。
C教材はかけ算に突入!彼にとっては困難な課題が待ち受ける
次男は年中さんの時に受けた「K式」の発達検査でも、数に関する理解は年齢以上にできているという所見でした。4歳半のときに6歳レベルと言われてたなぁ。だから6歳半を過ぎた今、B教材レベルのプリントをこなすことに関しては、特に苦ではないのだろうなと思います。
ただね・・・。C教材に入ると、かけ算が出てきます。言語が弱い彼にとっては鬼門となりえる出来事が待ち構えています(苦笑)
それはずばり、九九の暗唱。「聞いて覚える」とか「言って覚える」というのはかなーり苦労するだろうなと思います。
くもんの教室でも暗唱のチェックはあります。それぞれの段を、順番と逆の順番で10秒以内に言えるまで暗唱します。そこまですんなり言えるようになれば、プリントもすらすら楽に解けるから、ということなのでしょうね。うちの兄弟が通う教室では、B教材の後半に入ると、プリントに取りかかる前に受付の先生のところで一対一での暗唱練習がはじまります。
それに備えて九九を家で練習させようと思っても、彼にとってはかなり困難なことらしく。「さんしじゅうご」ぐらいの短いフレーズでも、それを記憶しておいて言うということができないんですよね。かなり難しく混乱するようで、嫌がってしまって練習どころではありません。
次男のたどたどしい発語レベルでは、たとえ九九表を見ながら言っても10秒は難しいのではないかなぁ。一応チャレンジはさせていますが、あまりにアウトな感じだったら、くもん教室での九九暗唱は免除してもらう方向で考えています。
特性に合わせるなら「見て覚える」とか「書いて覚える」という方法でかけ算をクリアしていくのが最善なのでしょうね。